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金融市場はリスクオン再開か、暗号資産7月相場は上昇ターンを予想 | ビットコインなどの暗号資産(仮想通貨)をチャートで学ぶ | マネクリ マネックス証券の投資情報とお金に役立つメディア
イスラエル・イランの「12日間戦争」が停戦し、マーケットは徐々にリスクオンムードに移り変わってきました。S&P500やNASDAQ指数は高値を更新し、BTCも徐々に上昇基調です。出遅れていたアルトコインもこの週末(6月28日~29日)からボトムアウトしたような値動きになり、上昇の値動きとなってきました。
個人的には慎重姿勢を続けてきたなか、ここは短期的な勝負どころだと感じ、本稿執筆時点(6月30日)からBTCもアルトコインも上昇目線に切り替えています。2024年も7月上旬から中旬にかけての3週間ほど大きく上昇したので、その流れを意識してトレードしていこうと思います。
BTC(ビットコイン)は上昇再開?テクニカル的には上昇トレンド入りを示唆
【図表1】BTC/JPY 日足チャート
出所:MONEX TRADER CRYPTO(iPhoneアプリ)
BTC/JPY日足チャート分析です。下降トレンドラインに間も無く到達しそうです。ここの価格帯では上値を抑えられやすい水準ですが、MACDが0.00付近まで調整後、上向きに動きを変えてきました。このテクニカル的なタイミングでは、トレンドが発生しやすい局面のため、レジスタンスラインをブイレイクする方向だと考えられます。
SMA90(水色)もSMA200(橙)をそろそろゴールデンクロスするのではないでしょうか。まもなく移動平均線が日足レベルで短期、中期、長期と上昇トレンド発生中の並び順になりそうです。史上最高値更新に向けたシグナル再点灯として、強気の買いに転じていきたいと思います。
【図表2】BTC/JPY 4時間足チャート
出所:MONEX TRADER CRYPTO(iPhoneアプリ)
BTC/JPY4時間足分析です。4時間足レベルでの小さな下降トレンドラインは少し上値を抜けてきています。日足同様に抜けてきた場合は上昇トレンド再開となりそうです。
目先のターゲットは1600万円付近でしょうか、MACDもゴールデンクロスし始めており、下値はSMA30(黄色)でサポートされています。下値が硬い証拠であり、上抜けに期待したいところです。
日足、4時間足ともにテクニカル的には上昇条件が整ってきました。
ETH(イーサリアム)はSMA200に向けて上昇開始か?買い場は35万円台後半からを予想
【図表3】ETH/JPY 日足チャート
出所:MONEX TRADER CRYPTO(iPhoneアプリ)
ETH/JPY日足チャート分析です。SMA90(水色)とSMA200(橙)に挟まれた展開ですが、再びSMA200にトライすることを期待します。
MACDは0.00の位置から間も無くゴールデンクロスを開始しそうです。BTCと連れ高の可能性も出てくるため、上昇目線がよいでしょう。SMA200への再度のトライに期待し、買いトレードを久しぶりに開始したいと思います。
SMA200を抜けると高値は40万円を意識した値動きに変わってくるでしょう。10%以上距離があるため、良い収益機会になるかもしれません。
【図表4】ETH/JPY 4時間足チャート
出所:MONEX TRADER CRYPTO(iPhoneアプリ)
ETH/JPY4時間足チャート分析に移ります。6月30日時点ではSMA200(橙)に上値を抑えられており、ブレイクアウトが待たれる形状です。
しばらくSMA90(水色)とSMA200がレンジスタンスとして機能していましたが、6月30日時点からSMA90をしっかりと突破してきました。次はSMA200を超える展開とみています。押し目買いの目安はSMA90をバックにロングトレードでしょうか?よって、35万5,000円~36万円ゾーンを買い場とみておくとよさそうです。
先週(6月23日週)から金融市場ではリスクオンムードが強まってきました。中東での紛争は一服感が固まった証拠だと思われます。
また、7月9日に期限を迎えるトランプ相互関税の目処も立ってきたのかもしれません。7月中旬以降は米国債務上限問題もありますが、マーケットはまだそれほど重要視していないようです。7月は楽観的な見通しではないでしょうか。上昇トレンドが先に展開されると予想し、リスクオン方向へのポジションを強めに意識していこうと思います。